●歯みがき
ていねいにしっかりとみがけていることが大切です。
きちんとみがく習慣がある人と、いい加減ですませている人では、
むし歯や歯周病の発生率に大きく差が出ます。
●栄養をとる
1日3回規則正しく食べていますか?
歯に必要な栄養はカルシウムだけでなく、タンパク質、ビタミン、
炭水化物なども重要です。
栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
●お酒やたばこは度を過ぎていませんか?
お酒自体はそれほど悪くはないのですが、酔っぱらって歯を
みがかずにそのまま寝てしまうケ-スが多いようです。
また、たばこをよく吸う人は吸わない人よりも、むし歯や歯周病に
なりやすい傾向があります。
●睡眠時間は足りていますか?適度な運動は?ストレスを発散していますか?
これらは歯に直接関係なさそうですが、健康な体を維持することが
よい歯をつくります。
たとえば糖尿病、心臓病、動脈硬化といった生活習慣病も、歯の病気の原因になりやすいもののひとつです。
ストレスもまた身体的な病気の引き金となり、歯の病気の原因にも
なります。
むし歯になりにくい強い歯をつくるには、毎日の食習慣や生活習慣が重要となります。
歯の健康と体の健康は密接な関係があります。
栄養のバランスのとれた食事をしましょう。
●魚、肉、卵、大豆など(主にタンパク質を含む)
●牛乳(乳製品)、小魚、海藻(主にカルシウムを含む)
●緑黄色野菜(主にカロチンを含む)
●その他の野菜(主にビタミンCを含む)
●米、パン、イモ、めん類(主に炭水化物を含む)
●種実、油脂(主に脂肪を含む)
むし歯は特定の食べ物や、飲み物のせいではありません。
一般的に言われている歯に悪いもの(お菓子やジュース)でもきちんと間隔をあけて、一定の時間に食べて、しっかりと歯みがきができていれば特に問題はありません。
しかし不規則に、あるいはたえず口の中に食べ物や、飲み物を入れている場合はむし歯になりやすい状態をつくってしまうので気をつけましょう。