口の中は、自分ではなかなか見づらい所です。
鏡で見ても見えている所はごくわずかで、ほとんどが見えません。
また見えたとしても初期のむし歯などを見つけだすのは難しいでしょう。
こうしたことから自己チェックには限界がありますので歯科医院で定期的に
健診をうけましょう。
●歯科定期健診ですること
①むし歯や歯周病がないかを検査・治療
②歯のクリーニング(歯石やプラークの除去)
③歯みがきで不十分なところを指摘し、ブラッシング指導を行う
④フッ素塗布によるむし歯予防に関する相談など
●歯科定期健診を受ける時期
定期健診を受ける時期は、一般的に決まっていませんが、大人で年1~2回位、子供で年2~3回位
受けるのが理想です。
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お口を健康に保つには、ご家庭でのホームケアと歯科医院で行うプロケアの両方が必要です。
●ホームケアですること
①歯みがき ②歯と歯の間のお手入れ
③フッ素の利用(歯磨き剤、洗口剤) ④規則正しい食習慣
●プロケアですること
①歯のクリーニング(PMTC) ②歯石の除去 ③フッ素塗布 ④歯みがき指導
奥歯の噛む面には溝があり、むし歯が出来やすいところです。
ここにシールをしてむし歯を予防する方法があります。これがシーラントです。
シーラントは歯を削ることがないので痛みはありません。
ただし、このシールが剥がれることもありますので、定期的に健診をする必要があります。
シーラントを行ったからといって、必ずしもむし歯が出来なくなるというものではありません。
また、これらの処置は初期のむし歯の治療法としても行います。