●歯ぎしりの原因
寝ているときはだれもが「自分はスヤスヤと眠っている」と
お思いでしょう。
しかし寝ているときのことなので、ほとんどの人は気づかない事が
多いのです。
歯ぎしりは、あごの異常な緊張によって起こります。
直接の原因となるのはかみ合わせの悪さです。
例えば
・歯並びが悪い ・あごの骨の形に異常がある ・入れ歯があわない
・抜けた歯をそのままにしておく などです。
歯ぎしりはかみ合わせの悪さ(歯の出っ張り)をなおそうと無意識のうちに調整しているのです。
ほかにもストレスが原因で起こることがあります。
●歯ぎしりは放っておいてもいいのでしょうか?
歯ぎしりをするときにはとても強い力が働きます。 そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯が欠けたりすることもあります。
歯根の部分にも大きな影響を及ぼします。
そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きたときにあごや歯に違和感のある方は歯科医師のチェックを受けて下さい。
永久歯の中で最も早く生えてくる歯のことを「第一大臼歯」といいます。
6才くらいに生えてくるので「6才臼歯」とも呼ばれます。
(生えてくる時期には個人差があります)
第一大臼歯は永久歯の中で一番始めに生えてきて、上下の歯の噛み合わせを決定します。
そのため、正しい場所に生えてこないと、次に生えてくる歯の歯並び、顔の形、噛み合わせに悪い影響を及ぼします。
乳歯の1番奥のさらに奥に生えてくるので歯ブラシが届きづらくなります。
そのため、みがき残しが多くなります。
また、生え始めの時期はエナメル質も柔らかく、酸にとても弱い状態なのでむし歯になりやすい特徴があります。
■歯の色
歯をよく見ると表面は少し透明感があります。
歯の表面をおおっているエナメル質がそれです。
エナメル質は白っぽい半透明体なので、その下にある象牙質の色が透けて見えています。
象牙質はその名の通り、アイボリー系のクリ-ム色をしています。
ですから健康な歯の色はつやのあるアイボリーホワイトということに
なります。
しかし中には歯が黒ずんでいたり、茶色がかったりする人がいます。
これにはいろいろなことが考えられます。
歯の色を変えるにはその症状によっていろいろな方法があります。
市販のものでも、きれいになることはありますが、必ずしも正しい方法とは限りません。
歯科医院等でご相談される事をお勧めいたします。